センバツの初戦敗退から4カ月。神埼ナインは、「甲子園1勝を目標にやってきた。勝ちます」と声をそろえた。大会第7日の第1試合、初戦の相手は東東京代表の城東。百崎監督は「コンディションを整え、ふだん通りの野球をしたい」と抱負を話した。
抽選は参加49校を東、西ブロックに分け、まず東の24校から先にくじを引いた。神埼は予備抽選で西25校のうち22番目。次々と対戦相手が決まり、残り枠が少なくなる中、野中主将がステージ中央に立った。「神埼高校、45番」と読み上げ、対戦相手が決まると会場から「オー」と声がもれた。
7月23日の県大会決勝から日がたち、はやる闘志を抑えきれないナイン。一様に「早くやりたかった。でも決まった以上、勝つだけ」。黒田、納富の両左腕は「どういうチームかよく分からないが、バックを信じて投げたい」と話す。捕手の齊藤は「守り勝つ展開に持ち込む」と、自信の表情を見せた。
|