城東の戦力
切れ目ない打線、主戦小松崎は粘投型

 神埼が対戦する東東京代表の城東は、2年ぶり2回目の出場。「都立高の星」といわれ、ノーシードながら、私立の強豪がひしめく地区大会8試合を勝ち上がってきた。

 チーム打率は3割7分9厘、8試合で73点を奪った。4番の内田は打率5割5分2厘、3本塁打を放ち長打力がある。梨本監督は「全体的に破壊力はないが上下位切れ目なく、つながりがある。得点力はあると思う」と、打線に自信を持つ。

 主戦の小松崎は左横手投げ。6試合47回を投げ被安打49、奪三振22、失点は19。走者を出しながらも粘り強く投げ、直球とカーブの巧みな組み立てで打たせて取る。守備陣は1試合平均1つの失策を記録しているが、大崩れはしない。

 活発な城東打線に対し、神埼は黒田、納富の両左腕の出来がカギを握る。県大会を先行逃げ切りで制しただけに、先制点は与えたくない。犠打やエンドランなどを確実に決め、1点を積み重ねる競り合った展開に持ち込みたい。

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