第83回全国高校野球選手権大会に出場する神埼ナインが4日、甲子園球場での練習に臨んだ。センバツ以来4カ月ぶりに大舞台に戻ってきた選手たちは「甲子園1勝」に向けて軽快に動き回った。
練習時間は午前11時半から30分間。サイレンとともに、ナインは一斉にグラウンドに飛び出した。守備練習では右翼、左翼線の打球でフェンスのはね返り、内野との連係などを確認。走者を置いたシート打撃も行い、中軸の齊藤らが快音を響かせた。
黒田、納富の両左腕は、マウンドで20球程度、投球し、2人とも「2回目だから、ふだん通りにできた」。二塁手の畑山は「春より土が硬く、球がはねる」。百崎監督は「センバツの時のような緊張はない。みんな伸び伸びしていた」と、本番に手ごたえを感じていた。
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