城東の左横手投げ想定
神埼ナイン感触上々

 全国高校野球選手権大会に出場する神埼ナインは6日、尼崎市記念公園野球場で約2時間、打撃や守備練習に汗を流した。前日、対戦相手が東東京代表の城東に決まり、フリー打撃で早速、相手の左横手投げ投手を想定し打ち込んだ。

 城東の主戦は球速はないが、左横手から直球、カーブを混ぜ打たせて取る。これまで対戦したことがないタイプで、レギュラー組のフリー打撃では、控えの左投手藤川が、ふだんより腕を下げて投げた。

 藤川は「みんな球に逆らわずに右、左にきっちり打ち分けていた」と合格点を与え、右打ちの松本は「横からだから球が見やすい」。左の千々岩は「外角に逃げる球を引っ掛けないようにしないと」と感触を話した。

 初戦は大会第7日の14日午前8時半開始予定の第1試合。3日に大阪入りしたナインは毎朝、午前6時から30分程度の散歩をしており、百崎監督は「早起きは慣れている。相手チームへの対策も必要以上にすることはない」と話す。

 7日は阪神甲子園球場で開会式リハーサルが行われる。

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