神埼きょう光星学院戦

県代表の神埼は大会17日第3試合(午後1時半開始予定)で光星学院(青森)と対戦する。八強入りをかけた3回戦の相手は破壊力ある打線が売り物。百崎監督は黒田、納富両投手の力投を期待し、「1点を争う接戦に持ち込み、バントや機動力でかき回したい」と話す。

 初戦の城東(東東京)で逆転勝ちし、意気上がるナインは16日、西宮市内の球場で約2時間半、軽めの練習。141球を投げ完投した黒田は疲れもとれ、切れのいい直球、変化球を約40球投げ込んだ。納富も約50球、カーブを中心に低めに球を集め、好調さをアピールした。

 光星学院の先発は左投手が予想される。8安打4点を奪った城東の左腕より球速はあり、打撃練習ではスピードを増した球を打ち込んだ。痛烈な二塁打を放ち、甲子園1打点の3番松本は「速い分、力まずに打ち返せばいい」と、攻略に手ごたえを感じていた。

 打線を引っ張る主将の野中は「素直なフォームだから打ちやすそうだ。黒田、納富が普段通り投げれば点もそう取られない」。百崎監督は「(光星は)どこからでも一発が出る打線だが、3、4番の前の左打者をまず抑えたい」と話していた。

光星学院の戦力 
神埼きょう光星学院戦 
神埼が甲子園初勝利 城東に4−2
夢のような勝利 
春の忘れ物取り返す チームに春をしのぐ力
朝型に体慣らし なれたら大丈夫
神埼、力強く行進 夏の甲子園開幕
行進リハナインはつらつ 神埼高まる闘志
城東の左横手投げ想定 神埼ナイン感触上々
甲子園組み合わせ 城東(東東京代表)と14日対戦
意気上がる神埼ナイン 
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神埼が甲子園練習