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＜７月２３日＞　vs　鳥栖高校
　 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 Ｈ Ｅ
神　埼 ２ ０ ０ １ １ ０ ０ ０ ３ ７ ８ ０
鳥　栖 ３ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ４ ６ ４
春夏連続出場をかけた実力校の対決は守備力の差で神埼に軍配が上がった。
神埼がいきなり自分たちの野球で先制した。強打の先頭打者・野中が左中間を真っ二つに割り三塁打。続く西山の中前適時打で先制。齊藤が安打でつなぎ、千々岩のスクイズが敵失を誘い加点した。
４対４の同点で迎えた九回表。米光が内野安打で出塁。黒田死球の無死一、二塁で、畑山の送りバントがまたも敵失を呼び、１点を勝ち越し。一死二，三塁では松本がしぶとく三塁手右に転がし、２者を迎えた。
一回途中から登板した黒田は六回、鳥栖の主砲・佐藤吉に同点本塁打を打たれたが、バックの堅守もあり鳥栖打線を封じた。
鳥栖は初回に佐藤吉と西村の連続本塁打で逆転。神埼の先発・納富を早々と降板させるなど、中軸のパワーで互角に渡り合ったが、得点圏に走者を背負った場面での守備の乱れが響いた。
＜７月２２日＞　vs　厳木高校
　 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 Ｈ Ｅ
神　埼 ０ ０ ０ ０ １ ０ ６ ０ ０ ６ ７ ０
厳　木 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ５ ２
７安打の神埼が犠打を絡めて厳木の好投手山口を攻略、七回に一挙６点を奪い投手戦に決着をつけた。 神埼は七回、黒田が中前打を好走塁で二塁打にし、犠打失策、四球で無死満塁。西山のスクイズも敵失を誘い２点を入れた後、野選や千々岩の二塁打、スクイズで計６点を挙げた。納富、黒田の両左腕の継投も決まり被安打５、三塁を踏ませなかった。
厳木は１点リードされた五、六回の無死二塁で２度のバント失敗が響いた。反撃の流れを自ら断ち切り、２年生の主戦山口の力投にこたえられなかった。
＜７月１９日＞　vs　鳥栖工業高校
　 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 Ｈ Ｅ
神　埼 １ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ０ １ ４ 13 １
鳥栖工 ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ７ １
神埼の足を絡めた攻撃、試合巧者ぶりが光った。初回、左前打の野中がすかさず盗塁。犠打で三進、捕逸で先制のホームを踏んだ。
四回にも敵失で出塁した齋藤が盗塁を決め、米光の中前打で生還。続く納富は左翼手を襲う二塁打で３点目。九回も盗塁で走者を進め、貴重な追加点を挙げた。
鳥栖工は三回、本山の左犠飛で同点にした。惜しまれるのは続く四回。３連打の一死満塁で、スクイズを試みたが、打球が投手正面に転がり併殺となり、その後は納富―黒田の継投にかわされた。
＜７月１６日＞　vs　伊万里高校
　 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 Ｈ Ｅ
神　埼 １ ０ ０ ０ １ ０ ２ ０ ２ ６ ８ ０
伊万里 ０ ０ ０ ０ １ ０ ２ ０ ０ ３ ５ ４
終盤までもつれ神埼が苦しんだが、そつなく点を重ね逃げ切った。初回、野中が左前打で出塁し、すかさず盗塁。西山のバントが敵失を誘い先制した。１点差で迎えた九回は死球と犠飛、敵失で２点を追加。納富、黒田の継投も決まり、反撃を断った。
伊万里は５安打ながら、好機に塚部、米満が長打を放ち粘った。塚部も力投したが、失策絡みの失点が痛かった。
＜７月　９日＞　vs　嬉野高校
　 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 Ｈ Ｅ
神　埼 ０ ０ ０ ０ ７ ０ ２ - - ９ 11 ０
嬉　野 ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ - - １ ７ ０
神埼が五回２死から集中打で嬉野・松本を打ち崩した。野中の左越え本塁打を口火に、２四球をはさみ６連打。そのうち５本が長打で一気に７点を挙げた。野中の一撃で制球が甘くなった直球を見逃さなかった。
松本は序盤、直球、変化球とも切れがあった。攻撃では五回裏、釜坂の二塁打を足場に一矢を報いたが、二、四回の先制機を逃したのが戦況を左右した。