唐津西 |
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打線が弱く、大量点は期待できない。失点を最小限に抑え、接戦に持ち込むパターンで勝ち進みたい。 投手は右腕松尾弘=写真=に期待する。速いスライダーを武器に、直球、カーブを織り交ぜる配球で三振がとれ、スタミナもある。守備陣は失策は少ないものの、状況判断と内外野の連係に課題がある。 打線は出塁率のいい1番浪口と、4番小山幸がカギを握る。長打力のある小山智も積極起用する。「打線が非力なだけに、守りでリズムをつくりたい。少ない好機を確実に得点につなげたい」と吉原監督。(小野)
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有田工 |
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3年生は1年時からベンチ入りしている選手が多く、実戦経験豊富。昨秋以降、四球や内野の失策が減るなど守備力が安定してきた。一塁と三塁をこなす桑畑が急成長し、守備の組み替えで代打起用も容易になった。投手は上手投げの松尾と横手投げの原が主力で、二人とも多彩な球種で相手をほんろうする。 本来は攻撃力のチーム。「打撃センスのいい中原や俊足の坂口は好調だが、ここしばらく打線のつながりが悪い」と岡本監督。四番立石=写真=の長打力と下位打線の復調が上位進出のカギとなりそうだ。(古川)
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鳥栖工 |
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春の県大会で準優勝。守りは投手の篠原、攻撃は3番田代が成長し、攻守にバランスがとれる。園田監督は「抜きんでた選手はいないが、試合運びに安定感が出てきた」と話す。 春の躍進の原動力となった篠原は制球がよく、直球、カーブを外角に集め、連打を許さない。内外野の守備も確実性が増し、篠原をもり立てる。 攻撃は1年生の秋から4番を担い、長打力のある捕手の田中=写真=が核。上下位ムラのない打線に仕上がったが、トップの俊足江島の出塁が得点力を左右する。(松田)
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佐学園 |
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本格派右腕の2本柱で臨む。昨年11月に捕手から転向した2年生實松が急成長した。スタミナが課題だが、180a、95`の体格を生かし球威は十分。エース伊東はストレートに自信を持つ。内外野の堅守も投手陣をもり立てる。 打線は破壊力こそないが、上位から下位まで切れ目がない。昨年から4番に座る大原=写真=はチームの要でチャンスに強い。1番境田、2番古賀の俊足コンビが塁上でかき回す。 昨年はベスト8。「負けない気持ちと粘りで挑む」と巨瀬監督は4年ぶりの甲子園を見据える。(吉丸)
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