鳥栖商 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
春の県大会、NHK杯と守りから崩れる試合が続いたため、早朝練習で守備を強化。5、6月は練習試合を集中的に組み、勝負勘、粘り強さを養った。堀江監督は「守りからリズムを作ることができれば、8強以上も狙える」と話す。 打線は昨夏大会で2打席連続本塁打の田中=写真、長打力がある松隈が中心。田中は一時腰痛に悩んだが復調した。投手陣は右サイドスローの久保山、135`を超える速球が武器の右腕城本、制球力がある左腕重野と違うタイプをそろえ、継投で3点以内に失点を抑えたい。 (梶原)
|
多久 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夏の大会は平成に入ってから勝ち星がない。4月から校名が変わり、槙監督は「心機一転で、まず1勝し、波に乗りたい」と意気込む。打線は好調。投手陣の出来がかぎを握る。 主将北島=写真=はミートがうまく、長打もある。小技が得意の一番安藤と二番馬場崎が塁に出て、北島、松本、成冨の中軸で着実に返したい。 課題は投手力。2年生エースの早木は速球とカーブで三振を奪えるが、制球に難があり、四球で自滅することも多かった。北島の好リードで何とか踏ん張りたいところだ。 (岳)
|
伊万里 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
俊足がそろい、どの打順からも得点できる攻撃力を持つ。俊足の小林、空閑、力武、前田亮が出れば得点機。枝川、馬場、力武のクリーンアップは長打力と勝負強さを備え、勢いづくと大量得点もある。 主戦の副島=写真=は公式戦で勝ち越し、防御率2点台。脇本も主戦級の力があり、投手2人態勢で勝ち上がりを狙う。 6月の県西北部大会では決勝で有田工を14―0で下すなど勢いがある。草津監督は「うまく滑りだしたら、実力が出せるはず」と、初戦勝利に照準を合わせる。(樋渡)
|
東松浦 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
右スリークオーターのエース山口=写真=の出来がかぎを握る。冬場の走り込みで球の切れと球威が増し、直球に変化球を織り交ぜ、三振を奪う。守備にやや不安を残すため、練習時間の多くを割いている。 攻撃は長打力に欠けるが、次につなげる確実な打撃で得点を狙う。勝負強い3番山口、4番廣島の前に走者をため、先取点で波に乗りたい。 宮川監督は「春以降、失策から崩れることも少なくなった。思い切りの良さを見せてほしい」と選手の奮起に期待する。まずは初戦突破が目標。(大石)
|