初戦の相手が愛工大名電(愛知)に決まった瞬間、鳥栖商ナインは「驚き」「緊張」などさまざまな表情をみせながらも、「相手は関係ない。自分たちの野球をやるだけ」と目標の「全国1勝」に闘志をかきたてた。
抽選は参加49校を東西ブロックに分け、東の24校からくじを引いた。鳥栖商は予備抽選で西ブロック25校の4番目。ステージ中央で池上主将が「39番」の札を掲げた。
対戦相手が愛工大名電と決まると、鳥栖商ナインは持参した甲子園特集の雑誌を開いた。捕手の富岡は「強力打線のようだし、立ち上がりのリードに気をつけたい」と話し、エース重野は「初回からとばしていく。強気のピッチングを見せたい」と力強く語った。
堀江監督は対戦校より、初戦が大会第6日になったことに触れ、「コンディション調整に気をつけ、万全の状態で臨みたい」と話した。
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