鳥栖商 4強届かず
常総学院に1-5
第85回全国高校野球選手権記念大会第13日は二十一日、兵庫県の阪神甲子園球場で準々決勝4試合があり、県代表の鳥栖商は、茨城県代表の常総学院に1―5で敗れ、県勢9年ぶりのベスト4進出はならなかった。
鳥栖商は三回表、9番日高が内野安打で出塁、1番甲斐の内野ゴロで走者が入れ替わり、一死一塁とし、2番荒木の右中間を破る三塁打で、3試合連続の先制点を奪った。
四回からは常総学院の先発磯部、2番手飯島の緩急を使った投球に食らいついたが、走塁ミス、送りバント失敗など拙攻続き。2番荒木が3安打とひとり気をはいたが、打線がつながらず、6安打で1点しか奪えなかった。
今大会初先発の城本は二回を無安打に抑えたが、三回裏に四球、ボークなどで走者を出し、スクイズや長打で逆転を許した。四回裏一死三塁の場面でエース重野が登板、味方の失策で1点を与えると、六回にはスクイズ、内野安打で2点を奪われ試合を決められた。
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3回表、二死一塁から荒木の右中間三塁打で鳥栖商が先制する=甲子園球場
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