全国高校野球選手権記念大会に出場する鳥栖商ナインは5日午後1時から2時間、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で打撃、守備練習に汗を流した。
フリー打撃では、対戦が決まった愛工大名電(愛知)の3人の左投手を想定し、控えの左腕坂口、宮原が上手、横手から投球。選手たちは体重移動に気を配りながら、右中間方向に鋭い打球を飛ばしていた。
中軸の左打者永家は「県大会でも左との対戦が少なかったが、嫌ではない。試合までに、もっと感覚を高めたい」と左腕攻略に意欲をみせた。
エース重野は甲子園入りしてから最多となる100球。内外角への直球は回転もよかった。投打とも順調で、堀江監督は「試合まで時間があり、徐々にペースを上げていく。この暑さに慣れることも大切だ」と話しながら、選手の動きを見守った。6日は午前9時から甲子園球場で開会式のリハーサルがある。
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